SQLではSELECT文で検索したデータの列名を別名で表示することができます.列名を別名で表示するにはAS句を使用します.集計関数などを使用して列を集計した際に便利です.
AS句は以下のような書き方で使用します.
SELECT 列名1 AS 別名1, 列名2 AS 別名2, ...
FROM テーブル名
[WHERE 条件式など]
またAS句は省略することができます.AS句を省略する場合は列名の隣にスペースを開けて別名を書きます.
SELECT 列名1 別名1, 列名2 別名2, ...
FROM テーブル名
[WHERE 条件式など]
例として以下のテーブル(従業員マスタ)の[従業員名]を[キャラクター]に変更します.
従業員
従業員コード | 従業員名 | 性別 | 年齢 |
---|---|---|---|
00001 | チャーリー・ブラウン | 男性 | 19 |
00002 | ルシール・ヴァン・ぺルト | 女性 | 20 |
00003 | ライナス・ヴァン・ぺルト | 男性 | 21 |
00004 | シュローダー | 男性 | 29 |
00005 | ペパーミント・パティ | 女性 | 30 |
00006 | マーシー | 女性 | 31 |
SQL
SELECT 従業員名 AS キャラクター
FROM 従業員
結果
キャラクター |
---|
チャーリー・ブラウン |
ルシール・ヴァン・ぺルト |
ライナス・ヴァン・ぺルト |
シュローダー |
ペパーミント・パティ |
マーシー |