逆引きSQL構文集 - IN句を用いた副問合せ

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IN句を用いた副問合せ

副問合せによって複数の値が返されるような場合(複数行副問合せ)はIN句を用いることで，副問合せによって返されるすべての値のうち，どれか一つと一致するレコードを抽出することができます．

IN句を用いた副問合せの書き方は以下とおりです．

SELECT 列名1, 列名2, ...
FROM テーブル名
WHERE 列名 IN (
    SELECT 列名
    FROM テーブル名
    [WHERE 条件式など]
)

例として以下のテーブルから1件以上の受注実績を持つ社員を取得します．

受注

社員

SQL

SELECT 社員コード, 社員名
FROM 社員
WHERE 社員コード IN (
    SELECT DISTINCT(担当コード)
    FROM 受注
)

結果

まず副問合せによって受注テーブルの担当コード (00001, 00004, 00005) が返され，これらの担当コードのどれか一つと一致する社員コードを持つレコードを抽出します．

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